外国人の日本語
外国人の日本語間違い
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88815
『2014年5月28日、日本に留学した経験を持つネットユーザーが、留学当初にしてしまったミスについて、自身のブログにまとめている。以下はその概要。
日本に着いたばかりのとき、日本語がうまく話せなかった私は、たびたび「笑い話」を作った。
ある日、スーパーにたまごを買いに行ったのだが、あちこち探しても見つからない。そこで、女性の店員さんに「たまごはどこにありますか」と尋ねると、店員さんはすぐに私をたばこの自動販売機の前まで案内してくれた。
どうやら私は「たまご」を「たばこ」と発音してしまったようだ。
私が「すみません、Egg」と言うと、今度はたまご売り場まで案内してもらえた。
また、日本語の「いくつ」と「いくら」もよく間違えた。
これもスーパーでのこと。商品を手に持ち、店員さんに「これは“いくつ”ですか」と聞いてしまった。店員さんは困った顔で「いくつ?ん?」とわからない様子だったが、すぐに察してくれ「値段ですか?」と聞いてくれた。
私はこのとき初めて、自分が言い間違えていたことに気付いた。ああ、恥ずかしい!
授業中にも間違えた。あるとき、トイレに行きたくなった私は、手を挙げて「先生、トイレがほしいです」と言った。
先生は「トイレに行くのはいいですが、日本語が間違っています。『トイレがほしい』はダメ、『トイレに行きたい』と言ってください」と指摘してくれた。当時は「そうだったのか」と納得した。
このような日本語のミスは、最初は誰でもしてしまうものだ。
ある韓国人のクラスメートは、仲の良い友達が授業を欠席した理由を先生から聞かれたとき、「彼女はお腹がすいた」と言ってしまい、クラス中が大笑いした。
彼女は本当は「彼女はお腹が痛い」と言いたかったのだ。(翻訳・編集/北田)』
日本語を学び始めた頃は、外国人はこんな間違いをよくする。
記事にある中国人の「たばこ」と「卵」の間違いは、中国語の強弱の強い発音でした結果、「ば」と「ま」の発音する時の口の開きが似ているため、よく聞き取れなかったのだろう。
日本語は高低アクセントの発音法だから、強弱アクセントで発音されると、日本人には馴染みがなく、よくわからないことが多い。
「たばこ」と「たまご」は「ば」と「ま」以外、同じだからね。
今回は中国人の例が挙がっているけど、母語によって間違いやすい箇所ってある。
アメリカ人はイントネーションが違うことが多かったり、韓国人は「ぼ」と「ぽ」の区別があいまいだったり。 だから、話している日本語を聞いて、どこの国から来たかわかる事もわるんだよね。
「先生、トイレがほしいです」の間違いもよくあるね。
動詞がまだよく使えない外国人が名詞で代用しようとすることもあるけど、名詞文で言っても問題がない言語もあるから、母語の影響(母語干渉)でそう言ってしまう人も。
ただ、これらの日本語の間違いは僕ら日本人が外国語を学ぶ時にも犯している話。
英語の「R」と「L」の発音が日本人は苦手というのはよく知られているけど、「I eat rice.」と言ったつもりが「I eat lice.」と言って、ネイティブスピーカーをビックリさせているかもしれないのだ。
僕も韓国で「部屋ありますか」と言ったつもりが、「パンありますか」になっていたと韓国人に言われた事がある。
でも、記事の「いくつ」と「いくら」を間違った例でも、スーパーの店員は変と思いながらも、わかってくれた。文脈や状況から、単語や文型は間違っていても、意思は通じる事が多い。
外国人なんだから間違って当たり前。
間違いを恐れて何も話さないのが一番悪い。
勇気を出して話せば、なんとか通じる。それで間違いに気づけば、印象に残って次からは間違わなくなるわけだし。
それに、それがきっかけで知り合いができるかもしれないしね。
だから、この外国人は変な日本語をしゃべると思って変な目で見るのはよめよう。
外国人の日本語の間違いは時として面白い。笑いの提供にもなり、周囲の人を楽しませてくれることもあるんだ。
この漫画なんかは、日本人が気付かなかった日本語に気付かせてくれる外国人の話。
お笑いをしている人なんか、凄く参考になると思うな。
「日本人の知らない日本語」コミックは4巻まであるけど、外国人の発想もわかって面白いよ。
まとめると僕がここで言いたいことは、一番大事なのはコミュニケーションを取ろうとする態度だということ。
バックパッカーとして世界を旅していた時、同じような言葉の間違いをしてきた僕としては、本当そう思うわけです。
JUGEMテーマ:語学習得
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『2014年5月28日、日本に留学した経験を持つネットユーザーが、留学当初にしてしまったミスについて、自身のブログにまとめている。以下はその概要。
日本に着いたばかりのとき、日本語がうまく話せなかった私は、たびたび「笑い話」を作った。
ある日、スーパーにたまごを買いに行ったのだが、あちこち探しても見つからない。そこで、女性の店員さんに「たまごはどこにありますか」と尋ねると、店員さんはすぐに私をたばこの自動販売機の前まで案内してくれた。
どうやら私は「たまご」を「たばこ」と発音してしまったようだ。
私が「すみません、Egg」と言うと、今度はたまご売り場まで案内してもらえた。
また、日本語の「いくつ」と「いくら」もよく間違えた。
これもスーパーでのこと。商品を手に持ち、店員さんに「これは“いくつ”ですか」と聞いてしまった。店員さんは困った顔で「いくつ?ん?」とわからない様子だったが、すぐに察してくれ「値段ですか?」と聞いてくれた。
私はこのとき初めて、自分が言い間違えていたことに気付いた。ああ、恥ずかしい!
授業中にも間違えた。あるとき、トイレに行きたくなった私は、手を挙げて「先生、トイレがほしいです」と言った。
先生は「トイレに行くのはいいですが、日本語が間違っています。『トイレがほしい』はダメ、『トイレに行きたい』と言ってください」と指摘してくれた。当時は「そうだったのか」と納得した。
このような日本語のミスは、最初は誰でもしてしまうものだ。
ある韓国人のクラスメートは、仲の良い友達が授業を欠席した理由を先生から聞かれたとき、「彼女はお腹がすいた」と言ってしまい、クラス中が大笑いした。
彼女は本当は「彼女はお腹が痛い」と言いたかったのだ。(翻訳・編集/北田)』
日本語を学び始めた頃は、外国人はこんな間違いをよくする。
記事にある中国人の「たばこ」と「卵」の間違いは、中国語の強弱の強い発音でした結果、「ば」と「ま」の発音する時の口の開きが似ているため、よく聞き取れなかったのだろう。
日本語は高低アクセントの発音法だから、強弱アクセントで発音されると、日本人には馴染みがなく、よくわからないことが多い。
「たばこ」と「たまご」は「ば」と「ま」以外、同じだからね。
今回は中国人の例が挙がっているけど、母語によって間違いやすい箇所ってある。
アメリカ人はイントネーションが違うことが多かったり、韓国人は「ぼ」と「ぽ」の区別があいまいだったり。 だから、話している日本語を聞いて、どこの国から来たかわかる事もわるんだよね。
「先生、トイレがほしいです」の間違いもよくあるね。
動詞がまだよく使えない外国人が名詞で代用しようとすることもあるけど、名詞文で言っても問題がない言語もあるから、母語の影響(母語干渉)でそう言ってしまう人も。
ただ、これらの日本語の間違いは僕ら日本人が外国語を学ぶ時にも犯している話。
英語の「R」と「L」の発音が日本人は苦手というのはよく知られているけど、「I eat rice.」と言ったつもりが「I eat lice.」と言って、ネイティブスピーカーをビックリさせているかもしれないのだ。
僕も韓国で「部屋ありますか」と言ったつもりが、「パンありますか」になっていたと韓国人に言われた事がある。
でも、記事の「いくつ」と「いくら」を間違った例でも、スーパーの店員は変と思いながらも、わかってくれた。文脈や状況から、単語や文型は間違っていても、意思は通じる事が多い。
外国人なんだから間違って当たり前。
間違いを恐れて何も話さないのが一番悪い。
勇気を出して話せば、なんとか通じる。それで間違いに気づけば、印象に残って次からは間違わなくなるわけだし。
それに、それがきっかけで知り合いができるかもしれないしね。
だから、この外国人は変な日本語をしゃべると思って変な目で見るのはよめよう。
外国人の日本語の間違いは時として面白い。笑いの提供にもなり、周囲の人を楽しませてくれることもあるんだ。
この漫画なんかは、日本人が気付かなかった日本語に気付かせてくれる外国人の話。
お笑いをしている人なんか、凄く参考になると思うな。
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「日本人の知らない日本語」コミックは4巻まであるけど、外国人の発想もわかって面白いよ。
まとめると僕がここで言いたいことは、一番大事なのはコミュニケーションを取ろうとする態度だということ。
バックパッカーとして世界を旅していた時、同じような言葉の間違いをしてきた僕としては、本当そう思うわけです。
