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お金がいらない時代

スマホで決済する時代


 今日はちょっと長いですが、近未来を予測した面白い記事を見つけたので、それを取り上げます。
 大前研一氏の主張に納得です。

  http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160228-00000012-pseven-bus_all&p=2


 『いま「フィンテック革命」という言葉が注目されている。

 「金融業のビジネスが変わる」「関連企業の株価が上がった」といったポジティブな現象が取り上げられがちだが、大前研一氏は「大前の4原則」で集約される本質を理解することが出発点だと指摘する。

  * * *「フィンテック(Fintech)」は「金融(Finance)」と「技術(Technology)」を組み合わせた造語で、スマートフォンやビッグデータなどのIT技術を用いた金融サービスや金融商品のことである。 

 フィンテックの“要”と言われているのが「ブロックチェーン」という技術だ。これはネットワーク上で対等な関係にあるコンピュータ間を相互に直接接続してデータを送受信する通信方式(P2P)と、暗号技術を組み合わせたもの。

 それを応用すると、データの改竄が事実上不可能になったデータベースができる。

 たとえば「仮想通貨の残高」などを、数多くのコンピュータの“協力”で改竄できなくする技術だ。これにより、ネット上の仮想通貨の信頼性や決済機能が支えられている。 

 フィンテックに関する記事は「ブロックチェーン」のような小難しい言葉が並ぶものが多いのでとっつきにくいかもしれないが、基本概念は極めて単純だ。

 それを理解するための原理は4つあるが、それほど難しいものではない。 

 すなわち、(1)価値があるものは何でも貨幣と置き換えて考えられる、(2)価値は時間の関数である、(3)スマホのエコシステム(生態系)を使えば、ほぼ瞬時に全世界のどことでも、誰とでも取引することができる、(4)以上3つの原理を実行するために必要な“信用”を(サイバー空間で)提供するものが国家や金融機関に取って代わるということである。 


 要は、国家が作り出してきた「通貨」というものも最終的には要らなくなるのだ。この本質を理解することが重要である。


 ◆貨幣に依存しないスマホ経済 

 こうしたフィンテックの考え方を使えば、ビジネスチャンスは大きく広がる。すでに日本は、電車や飛行機に乗る時はチケットの購入から座席指定まで、すべてスマホで可能になっている。

 これは「貨幣に依存しないスマホ経済」であり、全世界共通である。ということは、今後金融機関が(タクシー業界を脅かしている)“UBER的新参者”に大きく侵食される、ということを予告しているとみるべきだ。日本は、JR東日本の「Suica」や首都圏の私鉄・地下鉄・バス用の「PASMO」など、交通系の非接触型ICカードの普及率が非常に高く、地域別にさまざまな種類がある。

 さらに「Edy」「iD」「nanaco」「WAON」「QUICPay」といった電子マネーも多様だ。

 ヤマダ電機やビックカメラなどのポイントカードも多くの人が持っており、貨幣に近い価値を持つ。楽天スーパーポイントなどネット上のポイントも同様だ。 

 野心的な企業が、ここにフィンテックの考え方を持ち込んで、すべてのICカードや電子マネー、ポイント制度、さらには生命保険や退職金も含めて互換性を持たせ、「現在の貨幣」に換算する仕組みを作れば、大きなビジネスになるだろう。 


 換算するもののリスクを評価し、そのリスクに応じたアービトラージ(サヤ取り)をして一手に引き受けるのだ。リスクは規模が大きくなればなるほど薄まっていくので、この会社は巨大な“フィンテック商社”になることができる。

 あるいは、交通系の非接触型ICカードの場合、その人が、いつ、どこからどこまで乗車したかという「人の動き」を把握して、それをビジネスにつなげることができる。

  たとえば、Aさんがウィークデーは毎日B駅からC駅まで通勤していたら、C駅前のデパートがAさんのスマホに「本日は帰宅前に売り場でこの画面を提示していただければ、特別に3割引きにいたします」というようなメールを送る。

 個人を狙ったワントゥワン(One to One)マーケティングを展開するのだ。 

 目の前で起きているフィンテックの動きだけに目を奪われることなく、その本質と「4つの原理」を頭に入れて考えれば、いくらでもビジネスチャンスは拡大する。

 そうなれば、日本銀行が発行する通貨の量に関係なくお金(と等価のもの)が動くので、経済規模は何倍にも膨らむ。

 言い換えれば、国家が発行する通貨を前提にしない「信用の創造」ができる時代が到来しているのだ。』


 大前研一氏が言っている近い未来の貨幣の行方。 要は各国が発行している通貨(日本なら日本円、アメリカなら米ドル)がいらなくなって、仮想通貨などでスマホ決済ができる社会ができてくるということ。

 これは僕も実感としてわかる。

    なぜか?

 日本にいるとわからないだろうけど、海外から送金する場合はメチャクチャ面倒だからだ。先ず手数料がバカ高い。何千円、場合によっては何万円の世界だ。

 日本人にとってもかなり高く感じるので、途上国の人にとっては尚更。下手をするとその国の一般の人の半月分の給料が吹っ飛ぶ計算だ。

  しかも送金は面倒な上、日にちがかかる。今日送っても明日送金されたお金が引き出せるかと言えば、そうではない。何日か待たなければならない。


  海外で出稼ぎを行う人は世界に大勢いる。その多くの人が手数料に苦しめられている。

  ところがビットコインなど仮想通貨を使うとすぐ決済できる。手数料も通常の海外送金と比べると天と地ほどの差だ。しかも銀行の開いている時間など気にせず、スマホで操作すればいい。

  大体、日本人はみんな銀行口座持ってるけど、外国では銀行口座を持っていない人も多い。そもそも銀行口座がなければ受け取る事もできないよね?


  だけどスマホの普及率はけっこう高い。日本のようなガラケーのケータイはないので、ケータイと言えばかなりの人がスマホを使っている。


 そんなわけで、現在、ビットコインやイーサリアムなど仮想通貨で世界と支払いの決済をしている人は増えている。 こんな便利なもの使わない人はいないよね?

 現在日本ではSUICAなどの電子マネー、楽天などのポイントなどが支払いに使われている。PONTAカードのように加盟店では、ポイントがお金として使われるシステムも出来上がっている。


 大前氏も言われているように、もう世界はそういう社会に向かっているんだ。

 ビジネスに先見性がある人達の間では、4,5年後には仮想通貨での決済が急激に伸びるとも言われている。


 じゃ、どうして今までそんなに使われていなかったのか?

  1つはネット上の仮想通貨の信頼性や決済機能の不安があったからだろう。仮想通貨残高のデータが勝手に変更されたら実質お金を盗まれたのと同じだから。

 でも、送受信する通信と暗号技術が発達して、通貨残高のデータの改竄ができなくなって信用が高まれば一気に広まる。ケータイが普及した時もそうだったね。

 当初はケータイを持っていると、会社からいつでも連絡されるとストレスになるとかネガティブな面も言われていたけど、結局便利だとわかって今ではほとんどの人がケータイを持つ時代になった。


  2つ目は仮想通貨は政府は介入していなかったので、詐欺まがいの仮想通貨が多く出現した事。
 実際に仮想通貨の90%以上は詐欺と言われている。

  仮想通貨の代表格であるビットコイン

 ビットコイン
と聞いて、取り扱っていた代表者が日本で逮捕された事件を思い出す人もいるかもしれない。 ビットコインを扱っていた人がたまたま悪人だったのだが、まだ仮想通貨がよくわかっていない多くの日本人にはやっぱり詐欺だとの悪印象を与えてしまった。

 でもこれって、例えば○○銀行の銀行員がお金を着服したからと言って、日本円が悪いと言っているようなもの。 通貨自体に何の問題もない。


 こういう事件は国の法整備がおっついていなくて、悪徳業者を野放しにしていたのも大きな原因である。

 だから、先日ようやく日本政府も重い腰を挙げた。
   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160225-00000086-san-bus_all

 『政府は24日、「ビットコイン」などインターネット上の仮想通貨について、不特定多数の間で売買できる電子的に移動可能な「財産的価値」と初めて定義することを公表した。

 定義を踏まえた資金決済法改正案が同日開かれた自民党財務金融関係合同部会で了承され、政府は今通常国会に提出、成立を目指す。

 金融庁が監督官庁となり、仮想通貨に登録制を導入するほか、取引所に自社と顧客の資産を区別する分別管理などを義務付け、利用者保護を徹底する。

 テロ組織に悪用されるのを防ぐために、取引所を、資金洗浄を取り締まる「犯罪収益移転防止法」の対象に加え、口座開設時に顧客の本人確認義務なども課す。

  仮想通貨のこれまでの定義は「通貨ではない」と曖昧な表現で、法規制や監督官庁がなく、業界団体の自主規制があるだけだった。

 だが、世界大手取引所の破綻による顧客の資産の消失やテロ組織による悪用を背景に、利用者保護やテロ資金対策のルールを求める声が高まっていた。』

 このように日本政府ヨーロッパでも認められた仮想通貨は物ではなく通貨として金融庁の監督下に置こうとしている。

 逆に言えば、仮想通貨は将来的に必要だと国がお墨付きを与えたとも言える。もし仮想通貨自体が偽物、詐欺だったら、国会に提出するわけないし、警察が取り締まるだけで終わりでしょ。

 でも仮想通貨って詐欺が横行しているのも事実。本物を見極めないといけない。

 その仮想通貨の本物か偽物かの簡単な見分け方がある。

 指標となるのが、仮想通貨を公開する時に2倍以上の利益を約束している仮想通貨は詐欺だということ。1.5倍前後が適正かな?


       どうしてか?


 それはそんなに報酬を払うと、その新しい仮想通貨が市場に浸透しなくなるからだ。

  仮想通貨って多くの人が使うからこそ価値が上がる。 逆に言えば、この仮想通貨はよくないから誰も使わないと、価値が下がる。いや、誰も使わないと価値は全くなくなる。

 その仮想通貨の存在意義はない事になってしまう。 もし10万円で買って公開時に4倍や5倍になっていたら、あなただったらどうしますか?

 その時点で売るのではないですか?

 10万円が1年ぐらいで40万円になっていれば売るでしょう。
 一旦公開された後では為替と同じで、誰もその価値を操作できない。

 公開されて保持していたら価値が下がる可能性があるんだから、現時点でそれだけ利益が確定していれば多くの人が売りに出すに決まっている。

 もし100万円買っていたら300万円の利益、1000万買っていたら3000万円の利益だよ。
 そりゃ、売るでしょう。

 じゃ逆に誰がそれを買うのか?

 まだ名も知れていない実績のない仮想通貨を、10万円だった物が40万円に跳ね上がったとして、あなたはそれを買いたいと思いますか?

 現在まだ市場に浸透していなくて、誰も使っていない通貨を、大金はたいて買う馬鹿はいないよね・・・。

 みんなが買わないと、どうなるか?

 その仮想通貨はその時点で終わり。払ったお金は戻って来ない。
 その仮想通貨を扱っていた会社は公開した後の動きは知らないと逃げるだろう。

 そもそも最初から何倍も利益を保障する仮想通貨は、市場に浸透させて多くの人に利用してもらおうとする気が元々ない。

 客から支払われた金を持ち逃げしようと言う魂胆見え見えなんだよね。 仮想通貨は玉石混合、世界中で何千と多くのものが作られているけど、実際に市場によく普及しているものは20程度と考えてもいいのではないかな?


 今まで話したように詐欺も横行しているけど本物の仮想通貨パワーは凄いよ。ビットコインなんて625倍にも値上がりしている。625倍だよ。

 10000円が600万2500円になったという風に考えてみると、ビックリ仰天でしょ。

 今、マイナス金利で銀行に預けても利息は0.001%の時代だよ。今後だって急激に利息率が上がるとも思えない。

 市場に浸透した本物の仮想通貨の値上がりはメチャクチャ凄い。 それだけ世界中でニーズが高まっているということ。

 現金を使わなくて、スマホで決済が当たり前の世の中がもうそこまで来ていると言う感じだね。

  日本政府も必要性を認めた仮想通貨がどういう風に水面下でスタートしているのか。     http://bit.ly/1Qoz4S7 

 これからも新しい仮想通貨が次々に出てくるだろうけど、本物か詐欺かをしっかり見分けないといけないね。

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