ITかくめいのスポーツテック
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『【シリコンバレー時事】スポーツ分野でITを活用する「スポーツテック」産業の将来性が期待されている。
観戦や応援の新たな方法を提案したり、選手の体調を管理したりする新興企業が続々登場。大手広告代理店の電通などがこれらの企業育成に力を注ぐ中、2020年に東京五輪・パラリンピックを控えた日本で、その技術導入に向けた動きが出ている。
電通と日米に拠点を置く投資会社スクラムベンチャーズは昨年、スポーツに関連する新興企業を支援するプログラムを開始。今月20日に米サンフランシスコで開いたイベントでは、電子トレーディングカードの購入を通じてチームや選手を応援する仕組みを提供する「ベンタス」(東京)など、世界中から選抜された新興企業12社が自慢の技術やアイデアをアピールした。
このうち、観客それぞれに異なる映像を映し出すディスプレー技術を持つ米ミスアプライド・サイエンシズは、12月に予定されている新国立競技場のオープン式典での実演に向けて協議中という。
一方、フィンランドのオメガウエーブは、ウエアラブル端末で取得した神経信号や心拍データから選手に最適なトレーニング方法を提案する技術を披露。
日本トライアスロン連合やサッカーJ2岡山などとの実証実験が決まったとしている。
スクラムベンチャーズの宮田拓弥代表は「まだまだ日本のスポーツは『ど根性』というところがある。日本を巻き込むことに意味がある」とスポーツテックの広がりに期待を示した。』
最近、脚光を浴びてきたAI(人工知能)やブロックチェーン。
そんなIT業界と従来の業界を結んで、新たなものを創造しようとしている。
Sports-Tech(スポーツテック)とは、IT(情報技術・デジタル技術)を活用することによって、スポーツの新たな付加価値を創造したり、従来とは異なるビジネスモデルを実現したりするソリューションのこと。
フィンランドのオメガウエーブは、ウエアラブル端末で取得した神経信号や心拍データから選手に最適なトレーニング方法を提案する技術を作ったようだ。
これって、スポーツは根性だと言う考え方と180度違うデータ重視の考え方。
考えてみれば、選手の体によってトレーニング方法は違っていて当然だが、従来は優秀な選手がやってきたことを教えていたのが多かったように思う。
確かに成功事例を学ぶと言うことは成功の近道とも言えるが、それができるできないという元々の身体能力というものもあると思う。
アフリカの選手のような体のバネを使うようなことは、純粋な日本人にはいくら努力してもかなり難しいのではないか?
それよりも自分に合った方法を見つけ出し強化していった方が、成功の近道かもしれない。その自分に合った強化法をサポートするのがIT技術だ。
また、応援するファンやサポーターにもIT革命が押し寄せている。
応援するチームを簡単に金銭的にサポートできるようになったり、観戦方法を多様化したりと選択肢が増えてきている。
スポーツにもビジネスの側面がある。
オリンピックに勝つために、強化するために、金銭的援助は欠かせない。
これまでは企業を回ってスポンサー契約という形が多かったけど、今後は個人が少額ずつ寄付をして選手をサポートする形も増えそうだ。
マイナースポーツにとってスポンサー探しはかなり難しいと聞くが、SNSなどを通じて直接知り合った人達から少しずつ援助してもらうと言う形ができれば、今よりは協議に打ち込める環境を作れるのではないか。
そういう意味でもスポーツテックの果たす役割は大きいし、多様な選択肢がある未来になってほし
いな。
